KATAYAMA SANGYO Co.Ltd Presents talk session.
(2017年夏 岡山県観光連盟にて)
小ロットオーダー、どんと来い
第2次日本酒ブーム以降、普通酒(低価格酒)は大手に任せた!俺たちは自社独自の美味い酒を造るんだ・・・という酒蔵が増えています。各県が独自の酒米を開発し、また、有難い事に、我が岡山の雄町にも引合いを頂いています。 仕込みロットの関係で新しい酒米の使用に二の足を踏んでいる酒蔵さん。弊社では小ロット(玄米15俵・出来上がり白米180キロ)の精米を承ります。ぜひご相談を!
さて、あなたのお好みは?
日本酒ブームと言われる今、全国の銘酒が紹介されています。すっきり系あり、コク系あり、ワインのような酸度の高いものあり・・・。これが絶対といった酒の選び方の定義はありません。 春の山菜の天ぷらには香りが高くすっきりとした吟醸酒。夏の鱧の梅肉和えには本醸造酒を冷やして、もしくはぬる燗で。秋のサワラのタタキにはひと夏熟成したひやおろしを。冬の鍋物にはコクのある純米酒をお燗で。・・・等々、四季のある日本ならではの旬の食材と日本酒の出会いを探すことも大きな楽しみです。
人も、お酒も、熟成が大切
私見ながら、新米新酒が売れ筋だから、出荷に製造が追いつかないから、などの酒蔵の都合で、仕込みから2-3カ月で出荷するのはどうかしら?と思うのです。 秋から冬にかけて仕込み、ひと夏寝かせて翌年に頂く。日本酒の旨味は「熟成」によって生まれると思っています。 ボジョレーヌーボーの軽さより、熟成したワインの方に旨味が感じられるのでは?気の合った仲間やご家族との大切な時間を、旬の食材とお好みの日本酒とともにお過ごしください。まさに「日本人に生まれてとよかった!」と思える時間です。